2016年1月24日日曜日

こんなものを買った。「グリルダッチオーブン」

正月に娘達が帰ってきたのはいいのだが、上の娘が発熱していて、ロキソニンを肴にシャンパンをあおる状態。おまけに職場に戻ってから調べたらインフルエンザAだったとの連絡。3日ほど一緒にいたのだからこれは伝染されたに違いないと覚悟したが別に熱も出ずに経過した。

ところが何故か妙な咳がでるようになり、3週間近く続いてしまった。10数年前に野焼きの煙の中をジョギングしたのがきっかけで咳喘息になったことがあり、それの再発かとステロイドの吸入を始めたら一寸ましになったが、それでも喘鳴を伴う咳が続き、一時は仕事をするのも辛かった。

ようやくここ何日かおさまってきたので、何か書こうという気にもなった次第。こういう時一番書きやすのが買い物の紹介で、今回は「グリルダッチオーブン」という珍品。何の事はない蓋付きの小ぶりフライパンなんだが、台所のレンジの魚焼きグリルに入れて、アウトドア風料理を作れるという触れ込みのツールである。

台所のレンジについている魚焼きグリルは使ったあとの掃除が大変で、私みたいな無精者にはなかなか使いこなせない。焼き魚は電子レンジに入れて使う専用皿みたいなものがあるので、もっぱらそれしか使っていないが、せっかくある機能を使わないのは勿体ないと常々思っていた。たまたま以前バナナスタンドを買った台所用品店で売っていたので、若干の躊躇のあと買ってしまった。

とにかくなんか作ってみようと、付いてきたレシピ集の「ガーリックチキン」を作ってみる。ジャガイモと人参をガーリックオイルで軽く炒め、安売りしていた鶏もも肉の整形クズに塩コショウしたものを加えて蓋をしてグリルに入れて10分一寸。時間が短すぎるんではないかと思ったが、鶏にも野菜にも火は十分通り、塩胡椒だけなのに肉汁があふれ出ている。

いささか地味ではあるものの、ワインを添えてそれなりのディナーの出来上がり。今後も使いこなせるかどうか多少疑問はあるが、半月寝込んでいた反動で買ってしまったガジェットに終わらぬよう精進するつもり。