Googleの画面ロゴがまた変わっており、マウスオンしたら私への誕生日祝いのメッセージが出るようになっていた。そういえば昨年もこれに気がついてなにか書いたような気がする。
最近、日々そのものが過ぎていく感覚が何故か遅くなり、ましてや給料日が来るのはいつのことなんだと思わせるほど一ヶ月までは長いのだけれど、2〜3ヶ月ぐらいのまとまった時間になると、すぐに過ぎ去ってしまうという不思議な時間感覚にとらわれるようになった。ましてや一年なんかあっという間である。
歳を取れば時の過ぎるのが早くなるというのは誰もが言い、たしかに私もそう感じるのだが、短い時間に関しては逆に感じるようになったわけである。仕事場でふと暇になり、30分後に別のスケジュールがあるなんて時、どうその30分を潰すか困惑してしまうこともしばしば。
読みかけのミステリ小説をポケットに入れておくというのも一時やってみたが、あまり人前で堂々とやれることでもなく、そう面白い小説が沢山あるわけでもないので、すぐにネタ切れになってしまうのが欠点。「カラマーゾフの兄弟」でも読めばかなり時間潰しは出来そうだが、それはちょっとね。
とにかく、時間感覚の非直線化という奇妙な現象が、ボケや老人性精神障害の前兆でないことを祈りつつ、日々を何とか乗り切っていくしかない。多分あっという間に来年の今頃がやってきて、また同じようなことを書くことになるのだろう。それがとんでもない楽観だったのだと思うことにならないよう、ささやかな現状が維持されることを念じるしかない。
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