私が住むマンションの前には小さな公園があり、藤棚やらブランコがささやかに備えられているのだが、程々の大きさに育った桜の木も数本植えられていて、それがここ3日ほどの間にあれよあれよと満開近くになった。
折しも日曜日、どこからともなく人が集まってきて朝から花見宴会である。写真ではえらくショボイが、大きな桜の木は別のところにあり、私の部屋からは宴会している人々を観察できるのはこの小さな木の下だけなのである。
100mほど歩けばもっと見栄えのいい桜のトンネルになった川岸があるのだが、通路なのでブルーシートを敷いて飲み食いするには若干狭苦しい。それでも果敢に飲んでいる人はいたけれど。
曇天、低温の悪条件にもかかわらず、人も犬もみなとても幸せそうだったのが羨ましい。でも頻尿に悩まされる年頃の私には、ここで本格花見するのはちょっと苦行。ここの公園にはホームレス排除目的なのか、トイレがないのである。災害時の避難場所となった時には仮設トイレが用意されるらしいけれど。
そんな訳で高いところから覗き込んで失礼とは思うものの、望遠観察で済まさせてもらった。それにしても夜の9時過ぎているのに、まだ酔って笑いさざめく声が聞こえているのにはいささか感服。
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