今夜はどこかのTV局で「天空の城ラピュタ」が放映されるそうで、その際にtwitterなどで組織的に、物語内で使われる滅びの呪文、「バルス」を皆で呟こうという大衆的示威行動?が提唱されているのだそうだ。
滅多に見ないネットニュースに書いてあったのでどこまで本当かどうか知らないが、選挙などではほとんど無力なネット大衆行動が、こういうあまり意味があるとは思えない所で成立するかもしれないというのは、ある意味ネットの潜在的パワー示威になっているのかもしれない。
今のところは悪ふざけしかしないが、気分が向いたらもっとヤバイことまで出来ますぜ、というメッセージがこの手の悪戯にはたっぷり込められているように思える。というか、「そうであってほしいな」という爺さまの願望が99%なんだけれどね。
それは別にして、緊急時の秘密パスコードがたったの三文字という、ラピュタのセキュリティ対策には少々問題があるように思える。「友達の家に来てみれば留守だった」とか「いまバル、すぐ来てよ」にいちいち反応して崩壊していたら、兵器としての信頼性はほぼゼロである。
一般社会において、そうしたセキュリティホールにうまくつけこんで、かつ社会的に有用となるような示威行動が存在し得るか、と言われると一寸無理なようには思える。当面はつまらぬ悪ふざけ程度が続くだけなのかもしれない。勿論、永遠にそれに終わるだけである可能性も高い。
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