2013年7月5日金曜日

クロネコからのプレゼント


注文した覚えのない宅配便が配達される。そこそこの大きさの割りにえらく軽い箱には「クロネコポイント」と書かれている。

そうだった。一人暮らしで、やたらに宅配便を利用する私はクロネコメンバーズというのに加盟していて、配達予定連絡や配達時間の変更などのサービスを受けていたのだった。住んでいるマンションには宅配ボックスがないもので。

品物が送られて来るだけでもポイントが溜まって、プレゼントと交換出来るというのを先日知り、欲どおしくも送付を依頼していたが、何を頼んだのかは全く忘れていた。大概のプレゼントは「抽選で何とかが当たる」と言うものだったので、くじ運の悪さには自信がある私としては、確実にモノがもらえるものを選んでいたのだった。

大きな箱を開けてみると…、中にごく小さな箱が固定されていて、その中からさらに小さな宅急便配達トラックのミニチュアが出て来る。もしかしてUSBメモリーになっているとか、デジカメ機能が付いているかもと、しげしげ眺めてみるがそんなことはない。一応、後部ドアだけは開くようになっていた。猫も本家クロネコからのダンボール箱には興味を示したが、このミニチュアは無視。

まあいい。今年の誕生日にもらった唯一のプレゼントだと思っておこう。それにしてもこの余裕ある梱包は、輸送効率というものを考えた上で最適化されているのだろうか。Amazonからの配送を見るたびいつも考え込んでいたのだが、クロネコ本社自体がこの路線を進めているんだろうか。いや、何も箱いっぱいのプレゼントを期待していたわけではないんだけれど。

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