2013年7月21日日曜日

選挙前日予想

以前、しょうもないブログをやっていた時、選挙のたびごとに結果予想をしていて、結構当たることもあったのでまた性懲りもなくやってみようと思う。予想の根拠は単なるこちらの思い込みだけ。外れても何の責任も取りません。

まず、あまり面白くもないが自公の過半数勝利は間違いないだろう。しかしマスコミの言うような圧倒的勝利には至らないというのが私の意見。あまりの好条件、それも別に自分たちが苦労して創りあげたわけでもなく、単なる敵失で得られた優位性に調子に乗りすぎていると見る有権者は多いだろう。

民主党はボロボロにはなるだろうが、それなりの基盤は維持するというのも私の予想。彼らは政権担当能力の乏しさを露呈はしたものの、それは官僚たちとのコミュニケーション能力の不足、労組への過剰な依存が問題なのである。労組と距離を置けないその姿勢が、より凋落を加速しているという洞察に乏しいのが致命的ではあるのだが。

機を見るに敏な連中、みんなとか維新(この人たちは結局そのタイミングの見計らい能力すらないことを自ら露呈したわけだが)は惨敗。生活、社民はなにそれ美味しいの、で終わるだろう。幸福なんとかには触る必要なし。教主が頭にきてサリン撒いてやると言い出さないか、多少不安。

問題は共産であるが、ここは侮れない。基本的には社会的ネグレクト層の期待を担ってそれなりの支持をとるはずだが、正直言って自公の示す「改革」のほうがダイナミックなのである。共産の「前衛-大衆」路線と似たようなものながら、自公が巧みに隠しながらも露骨に導こうとする「支配者-被支配者」路線のほうが、より徹底的に映るのである。

被支配者に終わるしかない大勢の脳天気がそれを支えていて、共産支持者のほうはそんなことにはだまされないだろうが、限界はどうしようもない。結局は55年体制の自社よりはギスギスしつつ、補完体制を形成する程度に終わるだろう。

ナチス台頭を許したワイマール共和国の教訓を活かそうとするなら、投票は自公への現実的批判を展開できる勢力、もしくは最悪自公内であってもそこで批判的態度を維持できる個人に向けられるべきであろうと思う。

1 件のコメント:

  1. 維新とみんなが予想外に伸びたのが意外だった。彼らの伸び悩みの分、民主の歩留まりがあると読んでいたのだが。まあ、68点ぐらいは付けられる予想と言えるかな。

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